SASIMI2015に行ってきました

M1岸本です.

この前の3月に台湾で開催されたワークショップSASIMI2015に行ってきました.初めての対外発表でしかも海外ということもあり色々と大変でしたがいい経験になりました.

現地は日本と比べて暑さと湿気がすごく半袖でも十分過ごせました.台北は大きなビルやショッピングモールもあり大きな都市でした.見慣れたコンビニなんかもあったり.

今回開催されたワークショップは
SASIMI2015: The 19th Workshop on Synthesis And System Integration of Mixed Information technologies
開催日: 3/16-17日
場所: 台湾,イーラン(台北からはバスで1時間ほど)
私が投稿した論文は
題目: On the Impact of Initial Placement to SA-based Placement for Mixed-Grained Reconfigurable Architecture です.
この論文では粒度混合再構成可能アーキテクチャという新しい再構成可能回路の配置アルゴリズムについての研究成果を述べました.

ワークショップは5分間の研究スピーチとポスターセッションから成り,特にスピーチは大勢の前で英語を話さないといけなくてとても緊張しました.ポスターセッションはスピーチとは別室で行われ,配置アルゴリズムへの質問が多くくると想定していたのですが,実際は,アーキテクチャが有用なのかどうかやその詳細に関するものでした.自分の研究を説明する際には背景や前提条件を丁寧に説明する必要があるのだと感じました.なんとか無事に発表を終えたあとは穏やかな気持ちで他の人の研究を聞いていました.情報理工だと低レイヤーで括られるのですが,高位合成からトランジスタレベルまで幅広い分野の研究が見られました.

最終日は台北でご飯を食べて,そのあと台北101から台北を一望.越智教授満面の笑みです.